・居心地のよい健康的な家をつくります
・居心地のよい健康的な家をつくります
建物につかう材料については、住まい手の健康を第一に考えて選定しています。
昨今ごくふつうに使われている建材は化学物質をたくさん使用してつくられています。そのためにアレルギーなど健康を害してしまう方が多いという現実があります。
ヒトに一番近い部分の材料なのでより安全なものを採用するようにしています。
安全と合わせてなるべく自然素材を使いたいと考えています。人工的な建材よりも
長年の使用に耐え、使えば使うほど味が出てくる材料が多いからです。住めば住むほど住まい手に馴染む家であって欲しいと願っています。
そしてかっこいい建物というのはもちろんですが、それよりも心落ち着く家、居心地がよい家をつくることを一番に考えています。居心地のよい家をつくるというのは意外に難しいものです。プランの内部的なもの、近隣との関わり方など多岐にわたる事柄を調整しないと成り立ちません。
住まいの基本として心落ち着く、居心地のよさは追求していきたいと考えています。
◉ 基本のコンセプト
・建て主さんの希望をじっくり聞き、実現させます
最初のプラン提案から基本設計を進めていく過程において、打ち合わせで建て主さんの「思い」を聞く度に微調整を行っていきながら計画をまとめていきます。
それは、私と建て主さんは初めって会ったばかりでお互いのことを何もわからないところから初めていくわけですから、じっくり時間をかけてお互いの「思い」を共有していかなければ、良い家はつくることができないと考えているからです。
住まいを建てるときには早く建てたいと思うことがたくさんありますが建てた後何十年も住み続ける家の為にも可能な限り「思い」の共有の時間を取りたいと思います。
・長持ちする家をつくります(構造、間取り、生活)
建物で一番大切な構造は特にしっかりとつくりたいと思います。
最低50年は持つことを前提にして、材料や接合部の選定を決めています。そしてなるべく柱梁の骨組みは隠さないで使います。
隠れてしまうところはどうしても丁寧な仕事の意識が薄くなってしまう傾向にあるからです。
意匠的にも梁柱が見えるインテリアは見応えがあるので一石二鳥になります。
それと家族は変化していきます。子供は成長し、両親との同居なども考えられるかもしれません。現在だけにとらわれて間取りを決めてしまうと後々対応できなくなるおそれがあります。個室を増やして生活を限定してしまうより、おおらかに大きな空間を作っておく方が後々の対応が容易になります。
そのことは構造の面でも関係があり、おおらかな生活のできる間取りにより架構が単純になり、より強度のある構造体を作ることができます。
単純な構造は大きな部材をしっかりと組むことで強度を上げることができます。
構造、間取り、生活、材料すべてにおいて厳選し長持ちする家をつくっていきたいと考えています。
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